チェンジリングの作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

チェンジリング2008年製作の映画)

Changeling

上映日:2009年02月20日

製作国:

上映時間:142分

ジャンル:

3.7

「チェンジリング」に投稿された感想・評価

志賀

志賀の感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

愛のために傲慢と腐敗にまみれた権力と闘い抜く女性の物語。イーストウッドはこれまで権力の理不尽で絶対的(に思える)力と闘う男を度々撮ってきた。しかし本作では行方不明になった息子の救出を願うシングルマザー(アンジェリーナ・ジョリー)を主人公に、不安や絶望におびやかされながらも権力に抗う女性を描いている。

無能で堕落した警察。組織の利益を脅かしかねない者には、高圧的な脅しや抵抗不能な“特別措置”を振りかざす。息子の無事だけを願う主人公は、周囲の力を借りながらひとつひとつ証拠を積み重ねていくが、その行為がさらに逆鱗にふれ窮地に追い込まれていく。言うまでもなく、映画内の登場人物やストーリーの操り師としての絶対者が監督であるが、本作では見事な手腕で主人公に適切に負荷をかけていく。その負荷のテンションは徐々に強まり、ときに緩み、緩みが安堵を生むが故に、次に来るさらに強力な負荷が効果的にわたしたちを物語に没入させる。脚本上、演出上、映像上、どこで何をどうどの順番で見せるのか、または見せないのか、緻密に計算されたストーリーテリングに本当に脱帽させられる。

個を蝕む権力組織としての警察。この世界で唯一愛するに値する息子との再会を祈り、抗う主人公。弱さを必死で振り切るかのように自分の心が求めるものを信じ続ける姿に胸打たれる。女性が持つ尊いまでの強さへのストレートな賛辞が、時々刻々と劣勢と優勢が複雑に入れ替わり続ける物語の中にはっきりと編み込まれている。イーストウッド、こういう物語もちゃんと傑作として描けるんだ、懐広すぎ・・・と圧倒された。

(補1)登場時間の8割位泣いてるんじゃないかって思うくらいのアンジェリーナ・ジョリー(アル酎みたいに鼻の先を赤くさせて泣くのがキュート)、そして傲慢で不遜な権力の狂信者としての警部役のジェフリー・ドノヴァン、本当に良い演技だった。あとは、刑事に罪の告白をする子役。演技うますぎた。すごい。
なぜかずっと前から見たいと思ってた映画でやっとみれた👍
めっちゃくちゃ見入った…
そして実話ですと。
信じらんない!
アンジェリーナ・ジョリーの演技スゴ。
胸痛すぎ
ものすごく面白い。
実話を基にするとなんとも言えない重みが出てくると実感。

警察組織があそこまで腐敗してると、どんなホラーよりも怖い展開になるなと。
実際にあんなことがあったなんて、、、

そして子を想う母が一番強いし、すこし怖かった。
アンジェリーナジョリーの熱演に引き込まれる。

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・マルコヴィッチが味方なのに胡散臭いおかげでこちらも最後まで息子が生きてるんじゃないかと思える。
休日の朝に鳴る電話
欠勤者が出て人手が足りないから
出て欲しいという

断れずに
息子を自宅に残して出かける母親

夕方、急いで帰宅した時
息子の姿はなかった


警察へ電話をすると
『24時間は捜索しません』と冷たい返事
“翌朝には見つかるから”
という理由を告げられ 電話は切られた

しかし何ヶ月経っても
戻ってくることはなかった


5ヶ月後
職場へやってきた警部は
息子の無事を告げる

列車で移送される 我が子との対面に
駅は 記者たちで溢れかえる

待ちきれず駆け出す母親の前に
降り立ったのは
見覚えのない子供・・・

「違う」と指摘すると
「あなたが動揺してるだけだ」
と答える警部
5ヶ月は長い
子供は成長が早い
などと説き伏せられ
カメラの前に立たされる


フラッシュの波
本当に動揺してるだけかもしれない・・・
腑に落ちぬまま連れ帰った“息子”を
柱の前に立たせると
5ヶ月前に測った印よりも
ずっと低い背丈・・・

我が子とは 別人だと確信した母親は
再捜索を願い出るが 警察はとりあわず
逆に育児放棄を指摘される


 息子を取り戻したい


というシンプルな想い
それが、周りを巻き込み
警察との闘いへ雪崩こんでいく様は
彼女の意思の強さだけでは立ちゆかない歯がゆさ

そして長い闘いの果てに見えてきた真実は
辛い

なぜ
という思いがグルグル回る

 『やっと、確かなものを見つけました』

何かと問われ
『希望(Hope)』

と答えた母の顔は
輝いていた。
一人息子を誘拐された母親が警察腐敗と戦い諦めない話。

強い、というより折れない母親を演じたアンジェリーナ・ジョリーが良かったです。闘う話ではなく、母の心の在り方の話。
honyarara

honyararaの感想・評価

3.9
音楽に救われる映画。

実話だそう。
どんだけ過酷な人生か。

アンジェリーナジョリーのくちびるにくぎ付けだったのは、、内緒。
カカオ

カカオの感想・評価

3.1
実話ということに驚き。

都合が悪いことは排除させるロサンゼルス市警の黒歴史。

想像を絶する憤りだと思う。子どもを捜索したいのに、警察の理解が得られず、警察の理解を求めるところから始めなければならないといった別問題の憤り。















A・ジョリーは、マレフィセントのような冷徹な役がよく似合うが、本作では、当時としては、珍しいと思われるシングルマザーかつパワフルなキャリアウーマン。子どもへの愛情もよく伝わりました。

また、M・ケリーも好印象。
不法入国容疑の子どもから極悪非道な殺人現場の告白を聞き入れ、なんとも言えない感情が顔によく表れていた。自身の判断により、テキパキと現場確認などの対応を行った姿もカッコよく映っておりました。
TAT

TATの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

過去に実際に起きた事件のお話。

1928年ロサンゼルスに暮らすクリスティン・コリンズ と息子のウォルター。
シングルマザーとして生きていくには、実に生きづらい時代背景。

そんな中、ある日突然姿を消したウォルター。

5ヶ月後に無事保護された息子は別人、しかしそれを訴えても警察は、長期のストレスで見た目が変わるのは稀にある事と聞く耳を持ちませんでした。
メディアや証言を集め抗議しようとした矢先、汚職警官に先手を打たれ、お抱えの精神病院に入れられてしまう。

当時は権力分立が確立されておらず、行政・市政の独壇場で、こんな事がまかり通ってしまうと思うと本当に恐ろしいですね

やがて明るみになる事件の真相。
犯人のゴードン・ノースコットと従弟の少年サンフォード・クラーク。
殺害されたと思われる子供たちの中にはウォルターも含まれていた。

無事に精神病院から出られたクリスティンはゴードンの裁判、そして処刑の場に立ち会う。

この時のアンジーの演技はとても印象的でした。
表情の引きつる様から憎悪や哀しみが滲み出ていて見ていて辛くなります。

最後はわずかな希望を見出し、颯爽と街を歩き出すクリスティン。

こんな時代の中、息子を探すことに生涯をかけたクリスティンの生き様に称賛を。


「世の中には何よりも“責任”を恐れる人たちがいるの」
ゆい

ゆいの感想・評価

3.7
実話に基づいた作品。
監督はクリントイーストウッド。
息子が行方不明になって5ヶ月後、確保された少年は別人だった。

警察の対応にイライラしてしんどかった。
別人の少年もなんか怖い。
教師や歯医者さんなど、初めから味方がいてくれたことが救い。
アンジェリーナジョリーは美しかった。

テンポが良く眠たくはならなかったが、見るのに気力がいる映画。