1991年。東宝作品。ゴジラシリーズ。
脚本・監督、大森一樹。
キャスト、中川安奈、豊原功補、小高恵美他。
大森一樹監督の追悼で拝見しました。
大森一樹監督作品の中では一番回数観てる作品です。
ゴジラシリーズの中でも繰り返し度高めです。
結構お気に入りですね。
鑑賞後メイキング本を読み直したンですが、
プロデューサーの田中友幸さんから、
エイリアン2のような終始アクションの途切れるコトのないエンタテインメントな作品を作って欲しいト要望されてこの作品を作ったそうです。
出来上がりもその通りで、
全ゴジラシリーズを通してもこの作品はかなりエンタテインメントな作品ですね。
まあ、それが、ワタシの好みでもあるのですが、
タイムパラドックス、戦記物、スターウォーズ的アクション、ターミネーター的アクション、そして、ゴジラVSキングギドラ、ト盛りだくさんです♪
そのストーリーはまさに満艦飾で、全く飽きさせるコトはないのですが、
残念ながら、当時の表現技術がそのホンに追いつきませんでしたね。
今のCG技術でもう一度リメイクしたらかなり面白い作品にはなるだろうと思いますね。
その点は残念です。
ちょっと話はズレますが、
VSビオランテの時に、
ワタシもゴジラがタイムスリップして、
戦艦大和ト闘うト云う企画を出したのですが、
見事に没になりました。
前記のインタビュー記事に、
プロデューサーの田中友幸さんはタイムパラドックスものをSFとは認めないト云う記事を目にしてなるほど仕方なかったなあ…。
ト思ったのですが、
このVSキングギドラで、
大森一樹監督がそれに近いコトをやってくれたので、
まさに我が意を得たりト思ったの記憶がありますね。
作家監督としても職人監督としても大活躍された稀有な監督さんだと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
楽しく素敵な作品をありがとうございます。
