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ゴジラVSキングギドラのHKのレビュー・感想・評価

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)
3.0
ゴジラ映画シリーズ第18作目。監督脚本は前回と変わらず大森一樹さん、特撮監督は川北紘一さん。

なんか、前作、前々作と大人に向けても作られたSF色の強い作風から一変し、子供向け路線に変更したファンタジー路線に変えて、エンターテインメント性をもっと高めた作品となった。

今作の敵はゴジラの永遠のライバル、キングギドラ。昭和ゴジラ時代は毎回ゴジラ側が相棒を付けて戦い、怪獣総進撃では集団リンチを受ける可哀想な宇宙怪獣。しかし、今回はついにゴジラと一対一のさしの勝負!果たしてどうなるか!超ドラゴン怪獣!

しかし、この作品においても、外国を汚く描いているような気がする。タイムスリップでラゴス島に行った際の米軍も、ちょっと汚く描いているし、そして何より未来人も外国人俳優で固め、そいつらを悪く描いている。なんかこの人たち外国人嫌いなのかな?どうりで世界で受けないんだよ。

ただ、この作品、いくら子供向けにシフトチェンジしたとはいえ、脚本が本当に酷い。無論、映画に合理性とか求めるのはナンセンスなのは分かるが、タイムワープの摂理ガン無視だし、何より序盤ラゴス島に行く前の説明を採用するなら最後のメカキングギドラは何なんだよ!思いっきりギドラとメカギドラが同一世界にいるじゃないの!それはいいのかよ!

あと、途中のM11が車追いかけるシーンは明らかにターミネーター意識していますね。あそこのシーンも技術的な問題もあるけど、ちょっと見るに堪えん。あと、所々でスピルバーグとか映画の小ネタ挟むのも、面白ければいいけどそうじゃない。そして、未来人の演技も何やねん。なんでチャックウィルソンやねん!あんな外国訛りの激しい日本語だと聞き取りづらいよ!未来人の設定的には日本が世界牛耳ってるからああいう人たちが日本語話しているのは分かるにしても、もうちょっと上手い人に頼むか声優さんに吹き替えてもらえよ!

そして、肝心のギドラ!今回は頑張るのか!どうなのか!・・・やっぱり可哀想であった。へんな未来人に操られている間はまだ優性だったものの、操りが解けてからはもう蛇に睨まれた蛙であった。というか、真ん中は死ぬし、挙句メカキングギドラに改造され、挙句最後はゴジラと一緒に海に落ちて絶命…未来人に振り回されて本当に可哀想。(´;ω;`)ウゥゥ

そういえば宇宙怪獣時代から宇宙人に操られているから今回は未来人に代わっただけか。いや~もうちゃんと意志を持って戦うのはGMK位しかないのがな~。

人間ドラマはクソというか大嫌いだけど、所々の特撮のすばらしさ。終盤のゴジラとギドラ、メカキングギドラとの闘いを考慮して、この点数。タイムワープを使ったのもどうせBTTFをオマージュしたんでしょ。特撮面とドラマ面の意識の違いがよく分かる作品であった。