みや

学校の怪談3のみやのネタバレレビュー・内容・結末

学校の怪談3(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

小学校の図工室で見つかった鏡の世界に先生や生徒たちが吸い込まれ、様々な妖怪に襲われるホラーアドベンチャー。

1年ごとに新シリーズが公開されるとは、本当に人気があったんだなあ。
今作から監督が変わったらしく、ちょっと雰囲気が違った。
学校の怪談という割には、襲ってくる化け物のレベルが本気すぎる気がする。
小学校以外にも塾や自宅が舞台になったり、小学生同士の関係性だけでなく、親が再婚して弟妹(性格最悪)ができたりするという家族の関係性も描かれていたりするけれど、怖がらせ方とか妖怪の登場の仕方とかは今まで通り。
のっぺらぼうになった両親が包丁を持ちながら追い駆けてくるのが凄く恐かった。

病弱で死んでしまった男の子が友達を欲しくて読んでしまい、ちょっと意地悪なことを考えてしまうだけで妖怪たちに利用されてしまう…という幽霊と妖怪を上手く合わせている。
みんなで二人三脚とか、タイチとの最後のお別れとか、ちょっと泣きそうになった。
凄くいい話。

「似てるな~、子役出身だし可能性はあるよな~」と思っていたら、弟役が声優の豊永さんだったのに一番驚いた。
可愛い。そして嬉しい。
生意気な眼鏡という個性が際立っていて、メインの子たちよりも目立ってた。
途中から豊永さんだからと注目してたからかもしれないけれど。
みや

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