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ジャンヌ・ダルクのbluestarのレビュー・感想・評価

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)
3.7
ジャンヌ・ダルクについては、西洋画でも題材にされていて、フランスの戦いの女神という何か神話みたいな印象しかなく、実際はどんな人生だったのか、この機に知りたいと思って観ました。

冒頭からとても観て居られない酷い映像なので、お子さんと観ようとされる方は要注意かと。

リュック・ベッソン監督、ミラ・ジョボヴィッチ主演、他、ジョン・マルコヴィッチ、フェイ・ダナウェイ、ダスティン・ホフマン、と名優揃いで見応えありましたが、何せ血なまぐさと中世の野蛮さを抜きには描けないので、最後まで観るのはしんどかったです。

ここで描かれるジャンヌ・ダルクは、神のお告げを聞いた使命感というものの、気性が荒く、よくこの若き女性にフランス軍はついて行ったなと。

神を信じてフランスの為に戦い戦果を上げながら、国に見放された後には19歳の若さでイギリスの捕虜となり、裁判にかけられて、最期火炙りの刑となるなんて、あんまりにも救われないですね。

名優さんたちの演技はもちろん見応えありましたが、弓の兵士でジャンヌを支えたドーロン役のデズモンド・ハリントンという若い俳優さんは、なかなか良かったです。
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