再鑑賞。何度観てもやっぱり面白い。リュック・ベッソンの中では一番好き。
史実に忠実でありながらエンターテイメントとしても成立しているバランスのいい映画なんだと思う。
結局、ジャンヌダルクってなんだったのか分からないワケで、神様の遣いだったかも知れないし、精神病だったかも知れないし、普通の女の子が政治に利用されただけかも知れない。そのよく分からなさを上手く描けている。
ただ史実自体が悲劇なので、それに沿ったバッドエンドで確かに後味の悪い映画ではある。
それでもキャストの豪華さ。映像面の重厚さ。当時の宗教観や政治、戦争のこととか含めて完成度は高いと思う。
何度も観てるけど、面白かった!