otom

薔薇のスタビスキーのotomのレビュー・感想・評価

薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)
3.7
サブとしてのトロツキーの扱いが暗殺者のメロディみたい。結局は各方面に掌返しされてしまうスタビスキーであるが、この手の人の戦う相手ってのは凡人離れしている感があり、それを上手い事表現していた様に思う。貧乏人が豪華な舞台を観るかの如くの鑑賞。マリエンバートと似たカッティングで構成されているものの、知識なしで楽しめる映画かと言ったらどーだろ。劇中で度々名言はあるけど。良作。
otom

otom