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幸せはシャンソニア劇場からのchipのレビュー・感想・評価

3.8
1936年パリ、長年地元の人たちに愛されてきた下町のミュージックホール。出し物もマンネリしてきて、折からの不況のあおりを受けて閉館…
従業員と芸人たちが再開を目指すが…

セピア色の雰囲気がとてもいい。。
支配人の息子ジョジョのアコーディオンが楽しくて、また彼の父を思う気持ちがかわいくて。

新人歌手のドゥースが知らず知らずのうちに母親と同じ運命をたどりそうになったり、思いがけない事件があったり…
時代背景は、政情不安定なとき。

なぞのおじいさん「ラジオ男」が20年ぶりに外に出たときの様子、おどおどした中にも楽しそうで~見ていてクスリとした。彼は終盤別人のようにイキイキするのだ!

流れる音楽も心地よい。
ラスト、ジョジョの父の満足げな顔も良かったなぁ~

これは、10年前に試写会で観た作品。久しぶりにまた観てみたけど…やっぱり好きです。感想書いて試写会会場に置いてきたら、小さなタオルハンカチとノートが当たった!そんな思い出の作品♡
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