このレビューはネタバレを含みます
ヨハネスブルク舞台なんて初めてかもー!
1982年にエイリアンが来て地球暮らしを始めて30年弱、スラムみたいな第9地区のエイリアンを難民キャンプみたいなとこに移住させる係のヴィカスさんがえらい目にあう話。
初めの方ニュース形式でまどろっこしいなぁとおもてたけど、人間が浴びたらエイリアン(どう見ても甲殻類)になっちゃう燃料をラボに取り返しに行くとこからめちゃくちゃおもしろかった。
ヴィカスさんは割とラスト直前までエイリアン見下してて、逆に賢いエイリアン(クリストファー)は良いやつ。アクション映画ならしぶしぶながらも協力して乗り越えようぜ!的な展開になりそうなところをいい感じに裏切ってくれる。
設定の唐突感は否めへんけどいろいろ斬新やし、宇宙船が来たとして20年以上変化なかったらみんな慣れるってことでまぁこういうのもありかも。
もっとアクション少なめで、差別とかわかりやすく政治的なメッセージもりもりの難しい映画かとおもてた。
そういえば続編のニュースがあったような。ヴィカスさんが人間に戻れるんか(戻りたいか)は気になるところではあるけれど、この舞台やったら続きじゃなくて他のストーリーでもおもしろそう。
でもエビたちはもうちっと浮気が成り立つような容姿の方が良かったんではと思いました。