Monsieurおむすび

夢を見ましょうのMonsieurおむすびのレビュー・感想・評価

夢を見ましょう(1936年製作の映画)
4.2
圧倒的なセリフ量のほとんどがギトリ独演による口説き文句というコメディ。

倫理観もなにもあったもんじゃないのだけれど、不快になるどころかどんどん引き込まれていくから不思議だ。
トーキー映画が確立されたのが30年代中盤だから、当時の人達は面食らっただろうなとか考えながら見てたら余計に楽しくなってきたし、カメラの使い方を見てもサッシャ・ギトリが如何に高い作家性を持ち合わせていたかが窺える。
とはいえ、やり過ぎとのボーダーラインも曖昧で、時に超えてる気もする。
Monsieurおむすび

Monsieurおむすび