まごー

プロデューサーズのまごーのレビュー・感想・評価

プロデューサーズ(2005年製作の映画)
3.9
下品だけど楽しい。

落ち目のブロードウェイのプロデューサーと会計士。
彼ら二人はある日、
金を集めるだけ集めて駄作ミュージカルを製作し、
すぐ打ち切りにしてしまえば、配当を払わずにすむので、
さっさと逃げてしまえば大儲けできると気づく。
早速、最低の駄作ミュージカルを製作しようと、
ナチ崇拝者が書いたサイテーな台本『春の日のヒトラー』を買い、
個性豊かでサイテーなスタッフやキャストたちを集めて、打ち切り必至の駄作を作ろうと奮闘する。

映画の前半は、このサイテースタッフキャスト集めを描き、
後半は、舞台が始まった後のドタバタを描くという七人の侍形式でシンプルに面白い。
ミュージカルシーンのパロディも存分に取り込み、
画面全面からショービジネスへの愛を強く感じる作品になってる。

ミュージカルシーンは、劇中劇『春の日のヒトラー』のシーンがなんといっても良い。最高。サイテーって最高なんですよ。知らんけど。

評価の低さに惑わされてた。くだらない良い時間を過ごせた。
まごー

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