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007/ゴールデンアイのkazu1961のレビュー・感想・評価

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)
3.7
▪️JPTitle :「007 ゴールデンアイ」
ORTitle:「GoldenEye」
▪️First Release Year : 1995
▪️JP Release Date : 1995/12/16
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-226 再鑑賞
🕰Running Time : 130分
▪️Director : マーティン・キャンベル
▪️Writer : ジェフリー・ケイン、ブルース・フィアスティン
▪️MusicD : エリック・セラ
▪️Cast : ピアース・ブロスナン、ショーン・ビーン、イザベラ・スコルプコ、ファムケ・ヤンセン、ジョー・ドン・ベイカー、ロビー・コルトレーン、チェッキー・カリョ、ゴットフリード・ジョン、アラン・カミング、マイケル・キッチン、セレナ・ゴードン、デスモンド・リュウェリン、サマンサ・ボンド、ジュディ・デンチ
▪️Review
🖋 007シリーズ第17作。歴代ボンドの中で、もっともセクシーでスマートと評判を取った、ピアース・ブロスナンがボンドを演じた初の作品です。007シリーズと同じく世界的に有名なスパイアクション映画となったミッション:インポッシブルシリーズのトム・クルーズは主人公のイーサン・ハントは、ブロスナンのボンドに影響を受けていると公言しています。なるほど、オープニングからミッション・インポッシブルばりのアクションでしたね!!

🖋 初代から5代目までの全てのボンドと共演した唯一の俳優であるQ役のデスモンド・リュウェリンはブロスナンについて、「コネリー以降、最高のボンドを見た気分だ」とインタビューや音声解説で絶賛しているんですね。

🖋 1990年代に入って冷戦が終結し、またアルバート・R・ブロッコリらシリーズ当初からの製作者が去ったことによって、シリーズ2度目の大きな転換期となった作品です。世界観だけでなく、アクションシーンの方向性やカット割も、過去シリーズと大きく変更されました。これによってシリーズの人気は復活、以降3作のいずれもヒットを記録することになります。(参考:Wikipedia)

🖋 旧ソ連で展開されるオープニング、ペテルブルグの戦車チェイス、目を見張るカーチェイス、断崖絶壁から飛び下りるバイク、デレク・メディングス(サンダーバードで有名!)の遺作となったミニチュア・ワークでのクライマックスのスペクタクルとアクション・シーンも見どころいっぱいです。

🖋 ボンドを助けるヒロインにイザベル・スコルプコ、そして妖艶な悪女にファムケ・ヤンセン、色情狂のような演技に魅入りました。

🖋 上司Mもジュディ・デンチ演じる女性に代わり、またマネーペニー役も今作からサマンサ・ボンドに代わりました。とにかく“新しい007”にこだわって全てを大きく変化させようとして成功しましたね!!

🖋物語は。。。
ロシアのオウルモフ将軍がロシアン・マフィアの美女ゼニアと組んで、「ゴールデンアイ」と呼ばれる電磁波攻撃用の衛星システムを入手しました。そしてロンドンが標的に。ボンドがロシアへと飛び立ちますが。。。

🖋ボンドガール:
ナターリア・シミョノヴァ/イザベラ・スコルプコ

過去のボンドガールよりも自立した女性、繊細ながらも芯の強い女性として描かれていて、最後までボンドと行動を共にし、ボンドのパートナーとしてボンドを助けています。1990年代以降のボンドガールの方向性を決定付けました。近年のシリーズのボンドガールでは特に人気が高いですよね!!

🖋悪役
アレック・トレヴェルヤン/ショーン・ビーン

▪️Overview (映画. comより)
ピアース・ブロスナンを5代目ジェームズ・ボンド役に迎えて製作された「007」シリーズ通算第17作。モナコに現われた国際犯罪組織ヤヌスの女性メンバー、オナトップを追っていたボンド。しかしオナトップはロシアのウルモフ将軍と結託し、NATOの最新鋭ヘリコプターを奪い去ってしまう。ヘリコプターでロシアの秘密基地を襲撃したオナトップらは、そこでソ連時代の秘密兵器「ゴールデンアイ」を強奪。ボンドは事件の真相を探るべくロシアへと向かう。
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