Eirain

007/ゴールデンアイのEirainのレビュー・感想・評価

007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)
3.2
「007」映画シリーズ第17作。

ここから私の「リアルタイム・ボンド」。2年後に発売され、大ヒットとなったニンテンドー64の同名ソフトを、友人宅でたくさんプレイしたのも良い思い出だ。

さて、前作『消されたライセンス』から6年というブランクの後に発表された本作。ティモシー・ダルトンからピアース・ブロスナンへと交代したボンドを始め、"Q"のデスモンド・リュウェリン以外の主要な制作陣や俳優陣が入れ替わった新生「007」。時代背景も、ソ連崩壊後の、冷戦時代から移り変わりゆくタイミングを描いており、新しい時代へと歩を進めようとする様子が印象的。

作品自体は、可もなく不可もなく。64で散々キャラの名前を見ていたので、どのシリーズ作品よりも登場人物の名前は覚えていたが、実際観直してみると、そこまで印象深く残るキャラはいなかった。(敢えて言うならオナトップ女史か。)"Q"の秘密道具はしっかり活躍していたが、スティンガーミサイルをぶっ放すボンドカーの出番が無かったのが非常に残念。
Eirain

Eirain