「言葉を喋ったわ…。」
SFアクションシリーズの猿の惑星、旧シリーズの第3弾です。
綺麗な海。
そこへ、ヘリコプターがやって来ます。
海の上には宇宙船が漂流しているのが見えました。宇宙船は、2年前に行方不明になった船と見られます。
宇宙船を救出して、操縦席のハッチを開けると出て来たのは3匹の猿でした。
3人?の猿は自分たちで着替え、オレンジをフォークとナイフで食べるのです。
マイロ、ジーラ、コーネリアスの3人の猿たちの宇宙船は通常の航路を航行せずに、未来から過去となる2000年も前の現代の地球にタイムスリップしてしまったというストーリーです。
ちょっと接触すれば、知能が高いとすぐに分かるのに、見かけが猿だからといって、動物園に入れてしまうなど、現代の人間はとても短絡的です。そこに人間の偏見が見られて、悲しいです。
「おいら達の国では、猿が話し、人間は話せないんだ。」
すごく古い映画なので、メイクもそれなりで、動物もぬいぐるみだと一目でわかる出来です。
現代の地球が舞台なので、ストーリーもSF映画というよりも、未来から来た進化した猿を囲むストーリーという感じですが、シリーズ映画とあって、物語的には外せない回です。
世界が違うと、文化も価値観も違います。相手を理解できなければ、理解しなければ、待っている結末は…
「人間たちと友達になりたいんです。
…鎖を外してもらえません?」
…赤ちゃん役のチンパンジーが可愛い。