新・猿の惑星の作品情報・感想・評価

新・猿の惑星1971年製作の映画)

ESCAPE FROM THE PLANET OF THE APES

製作国:

上映時間:97分

3.4

「新・猿の惑星」に投稿された感想・評価

猿の惑星シリーズ全5作の第3作。

滅亡した未来の地球から脱出しタイムトラベルで1970年代の地球へ猿たちがやってくる。

何という展開。
どーなる、どーなる。

このレビューはネタバレを含みます

コバルト爆弾により地球が滅亡する直前にテイラー大佐の宇宙船で地球を脱出したマイロー、ジーラ、コーネリアスの3人は、時空を旅して1973年の地球に辿り着く。LAで歓迎される彼らだが、彼らが未来の地球を支配すると知った大統領補佐官につけ狙われる。前半ほのぼのしているが、コーネリアスが猿の進化の過程を人間に明かしてからはダークになっていく。ジーラがややヒステリックに描かれているのはどうかと思った。「絵を描いている画家」の例えで説明される無限後退の論理が面白い。ジェリー・ゴールドスミスの音楽がとにかくよい。
yuka

yukaの感想・評価

3.4
終わり方がわかり易すぎてですよねーってなったけど最後のブラックアウトからの連呼はもはやホラー..ぞわってなった

危惧もわかるし防衛も分かる..ってなりながら観てて、これはどちらの味方として見るべきなんだろうとモヤモヤしながら見てたんだけど
あれを修理できる頭があったことが驚きすぎた。しかも引き上げて直したとか凄すぎないか..?
その頭脳を持ってしてあの原始的な生活はあまり欲がないんだろうか..でも支配欲とかはあるんだよな..猿の思考が気になる木

結局信頼できるのは3人っての、テイラー達も同じ感じだったんじゃないかなーってちょっと苦笑

こっからあと2作品あるのはもはやこっちの話なんだろうな。あっちがどうなったのかちょっと気になる、
tk

tkの感想・評価

3.0
記録
M

Mの感想・評価

3.5
記録
鴉

鴉の感想・評価

-
『猿の惑星』シリーズは猿視点から人間をみることでその醜悪さを炙り出していくところに妙がある。更に予算の低減にも関わらず、前作の焼き増しに甘んじることなく、常に新しさを追求する姿勢も好感が持てる。で、本作はというと『シザーハンズ』を思わせる過剰なチヤホヤからの突き落としがなんともやりきれない哀しさと人間世界に喋る猿が現れるというシュミレーション的な楽しさがあり、面白い。あとキム・ハンター扮するジーラが妙に艶かしい。素顔よりも記憶に残る顔である。
★ 光と影のように 地球と月のように
  こんがらがって くっついて
  もいちど離れる 永久運動
 (たま『オゾンのダンス』より)

最初から最後まで強引な作品でした。
確かに前作『続・猿の惑星』の続きを描くのは困難。だから、作品として続けるのならば、発想の転換が必要だったのです。

ゆえに本作はかなり大胆に舵を切りました。
そして、人間の想像力は無限であり、工夫次第で物語は延命が可能…それを証明したのです。

なので、生温かい眼で観ることが大切。
歴史や設定に矛盾が生じても。
「おまえ、誰よ?」と言いたくなる新キャラクタがいても。公式の二次創作である…くらいの気持ちで臨めば楽しめるのです。

なんて思っていたのですが…。
んー。緊迫感のない楽曲が何とも微妙。
70年代らしい音の使い方と言えばそうなのですが…前作までの薄気味悪い雰囲気は皆無。緊迫感が必要な場面でも、ぽよーん。ぼいーん。ぽえーん。ってコメディにしか思えません。

また、登場人物(サル含む)全員に知性を感じないのも肩が下がるばかり。特に博士号を取得した人(サル含む)とは思えない非合理で思慮が浅い言動は…やはり、コメディとしか思えません。

だから、正直なところ。
本作は“オチ”ありきだったのでしょう。
あの“オチ”ならば、今後の展開も容易ですからね。そう。本番は次作『猿の惑星・征服』なのです。…ってあれ?金儲けのためだけに存在する続編と何が違うのか…もごもご。

まあ、そんなわけで。
シリーズ全体を俯瞰して考えれば、本作はひとつの転換点。前作とは別物として考えるべきなのでしょう。そして、本作の存在意義が分かるのは、次作『猿の惑星・征服』なのだと思います。

それにしても、邦題は言い得て妙。
確かに本作に相応しいのは『続々』ではなく『新』ですよね。でも、次作の邦題は…本作を観た後だと、なんとなく展開が想像できますよ…。うう…。

To be continued… →→→ 『猿の惑星・征服』
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