クレイジーリッチのお母さん役フォロー2本目
監督
リュック・ベッソン(意外)
だからスリリングなシーンもちゃんとある
ビルマの英雄であるお父さんが殺されて
イギリスに移り住んだアウンサンスーチー
政治と全く関係のない主婦だったが
学生が政府に暴行を受けているニュース見て帰国
やたらと敬礼ばかりしている軍事政権に対抗する民主主義のリーダーに祭り上げられていく
長い軟禁に耐えた強い女性であることくらいしか彼女について知らない
祖国のために体を張ったうえ平和な生活を犠牲にした強さは想像以上
強さの陰に家族の支えもあった
ノーベル平和賞受賞シーンに感動
現在ロヒンギャ問題でノーベル平和賞を剥奪せよとか世界から激しい非難に晒されているのは皮肉
映画の頃のビルマに行ったが、平和そのものに思えた
この国の政治に興味なく、多民族国家であることすら知らなかった自分の浅はかさにあきれる
複雑な民族背景のロヒンギャ問題解決はこれまでの苦難以上に難しいと思われる
この映画を境に遅まきながら彼女とビルマの情勢を見守りたい