30年前の映画だけど、演出が色々と先を行っていて、
スタイリッシュでキレの冴え渡る良い映画だった。
表面上は冷静に見えるがあどけなさの消えないニキータの女暗殺者像が今でも斬新。
ロマンスから非情な処遇へと
真っ逆さまに落とし込むようなサディスティックな展開がたまらなかった。
その内面に潜む不器用な男女の、切ない恋愛模様もたっぷり丁寧に描くところが
ちゃんと(?)フランス映画だなぁと。
さすがリュックベッソン、そしてエリックセラ。
でも欲を言えば、もっとこの先のストーリーを見てみたかった。
レオンほど明解にしないにしても。ちょっと物足りない❗️