みむさん

地球最後の男 オメガマンのみむさんのレビュー・感想・評価

地球最後の男 オメガマン(1971年製作の映画)
2.8
「地球最後の男」2度目の映画化(1度目「地球最後の男」3度目「アイ・アム・レジェンド」)

原作の設定ちょい借り終盤だけ膨らませた別物って感じ。
そこ至るまでがほとんど描かれてないから、いきなりそこなのかい…って思っちゃった。
だから原作の驚きの展開はなかった。

確かに1人生き残ったネビルが抗体研究しながら「奴ら」と戦うって描写はあるけど、早々に奴らとネビルの対立理由はわかってしまうし、まるで奴らは白塗り顔&黒装束のカルト集団だし。しかも奴ら会議みたいなの開いていかにネビルをやっつけるか相談とかしてるのね。

これ単体で見たら変なツボに入ったかもしれないが、原作読了&2007年版鑑賞済だと全然物足りなかった。というか、2007年のフランシス・ローレンス監督 x ウィル・スミス版がいかに良かったかがわかる。

(※原作の結末は「アイ・アム・レジェンド」コメント欄にメモ)