紀元前480年。スパルタ王 レオニダスの元にペルシア帝国からの使者がやって来て、スパルタに服従を求める。しかしレオニダスはこれを拒否し、使者を殺害。レオニダスはペルシア軍を迎え撃つ決意をし、300の親衛隊を率いて、ペルシア王 クセルクセス率いる100万の軍勢と戦おうとしていた。
古代史には疎くて、このテルモピュライの戦いのことは全く知りませんでした。なんとも無謀な戦ですが、ここまで奮戦したなんてスゴいですね。てか、王様があんな前線で戦うことにもビックリ。実際にレオニダス一世とスパルタ兵士たちは英雄として讃えられたみたいですね。色々脚色もされてるみたいですが、今作は歴史的な映画というよりかは、脳筋映画のテイストの方が強いような気がしたので、この脚色についてはそんなに気にしなくてもいいのかな と思いました。
戦闘シーンがとにかく多いのも今作の魅力ですね。スローモーションを多用、飛び散る血しぶき、敵の身なりだったりバケモノだったりの厨二心くすぐる要素、これらがとにかく戦闘をカッコよく魅せてくれていたと思いました。映像も劇画タッチというか、コントラストが高くて、背景とかもほとんどがCGとなっております。作風とマッチしているとは思うのですが、ちょっとやりすぎ感も否めなかったですかね。
ここまでCGを使っているので、スパルタ軍の腹筋もCGなんじゃないか と揶揄されたみたいです(笑)。そんなことも思っちゃうくらいキャスト陣の筋肉がハンパなかったですね。
迫力満点の戦闘シーン、ムキムキマッチョまみれの男くさ〜い感じ、少数で大軍に立ち向かう というアツい展開 などなど。男児に刺さる要素がてんこ盛りの脳筋映画でした。