あらすじ↓
ナルコレプシーという奇病を抱えながら街角に立ち男相手に体を売っては日銭を稼いで暮らすマイクと、市長の息子で裕福な家庭に育ちながらも親に反発する為に遊び感覚で男を相手にするスコット。
ずっと親友でいられると思っていたマイクとは違いスコットは21歳の誕生日でストリートでの暮らしから足を洗うと決めていた。
互いにすれ違う気持ちを抱えたまま、
ある日2人はマイクの母親探しの旅に出るのだったー
な、なんて切ないんだー( ノД`)シクシク…
改めてリヴァー・フェニックスという俳優の才能を目の当たりにして頭がクラックラしています☆
リヴァーが演じたマイクは野良猫のような警戒心を纏いながらもその表情はとても繊細で、乱暴に触れたら一瞬で粉々になりそうな脆さを感じさせる辺りスゴイ!としか言えません。
スコット役のキアヌ・リーブスも当時26歳であどけなさの残る表情が瑞々しく、男娼としての顔と金持ちの子息という2つの顔を上手く使い分けていてどちらにもウットリです。
そんな2人ですからね、
並ぶとその破壊力たるや凄まじく神々しくて直視するのも一苦労ですw
旅の最中、
どんどん2人の距離は広がり続け…
見つからない母親を、
治らない病を、
離れていく親友を、
何もかもを手に出来ないマイクがこの先どう生きて行くのかと考えると押し潰されそうな気持ちになります…
同性愛、近親相姦、ドラッグ、ナルコレプシーなどなど題材は強烈なのですがストーリー自体はとてもシンプルなのでリヴァーとキアヌを愛でられない人には退屈極まりない映画かもしれませんね(;´Д`)
そうそう。
リヴァー・フェニックスと言えば吉田秋生の少女漫画『BANANA FISH』のアッシュ・リンクスのモデルでしたね。
およそ少女漫画とは思えないストーリーに当時かなりの衝撃を受けました。
リヴァーが生きていれば実写映画化もされたかもしれないと思うと今でも悔やまれてなりません。