あの高い空は秋の空。
たっぷりの郷愁。
転倒、リバフェ、切れる雲。
膝枕、只々長い道が続く。
求めても求めても
手に入らない
心優しい天使の魂の彷徨いが
切なく描かれる。
生きるために身を売る青年の
母を「求めて」三千里物語。
内容は理解できなくっても
リバーフェニックスという
造形を楽しむための作品。
焚き火のシーンの美しさ。
キアヌはこの作品の時が
1番ウブくって好きだと再確認。
彼は映画の中と同じ、
影を抱えた大人になっちゃったなぁと。
演出による狙いは感じるけれど、
それより何よりシンプルに。
綺麗な二人が笑い合うところを
見ているだけで幸せ。