この監督の映画をあと数ヶ月早く見ていたら僕は音楽ではなく、映画の道に進んでいたと思う。
この映画も、もしかしたら10年以上前その当時見たのかもしれないし、見ていないかもしれないが、あまり覚えていない。
見ていたとして、見ていなくとも、あの頃の僕がこんな訳のわからない映画に何か思うことがあったとは思えないので、これが初見となる。
ガスヴァンサントは基本的にゲイの映画ばかり撮っていて、完全に女の子が好きな僕としては少々複雑な想いだ。
それでもこの映画がはじまって、終わるまで、ずっと切ない気持ちというのは、恐らく男だろうが女だろうがわかるもんだと思うんだけど、それが全く理解できないという人もこれまた間違っているわけではないし、そのままでいいと思う。ただわかる人とだけ仲良くなりたい。
最後に流れたポーグスの優しさとかね。
