リヴァー・フェニックス、彼の作品を鑑賞するのは『スタンド・バイ・ミー』以来です。やっぱり、いや、本当に、かっこいいですよね。。。正直、話としてはあんまりよく分からなかったし、良さも分からなかった、好きじゃなかったんです。かなり前から観たくてウズウズしていた作品だけに残念…といった感じだったのですが、リヴァーフェニックス、彼の存在が私にとっての『マイプライベートアイダホ』評を格上げしてくれました笑
男娼の話だし、LGBTも扱ってるけど、私は普通の恋愛モノとして鑑賞してました。なぜなら、リヴァーフェニックス演じるマイクの気持ちが痛いほどにわかったから。私がこの間までしていた片思いの相手が私に”恋愛”の感情がないことがわかっていたけど、向こうは私に対してめちゃくちゃ優しくしてくれるし、二人きりになるシチュエーションを作ってくれたり、それこそこの映画みたいに二人で遠くに行くこともあった。でも向こうにはその気はない。友達止まり。なんでだよ〜！！とナヨナヨしちゃう感じとか、誰と何をしているのを見るだけでも嫉妬してしまう感じも、もう全てに共感してしまう。苦しかった。
いろんな社会問題を孕んでる作品だったんだと思うけど、今の私にとっては共感しかない恋愛映画でした。
