【『カンフー・ヨガ』の前日譚として見ると】
ジャッキーファンではないのだが、『カンフー・ヨガ』が、本作の続編にあたると知って気になっていたのと、インド編でマリカ・シェラワットが見たかったので、今回レンタル。
物語としては、『カンフー・ヨガ』よりはずっとよくできていた。ジャッキーの近衛将軍役はまるで嵌ってないと思うけど。なんか、ボーッとした顔がたけしみたいだった。もうジャッキーアクションは峠を越えた後なのですね。
でも、身体能力は素晴しく、物語加速のスパイスとして、充分効いていた。
ソードアクションとしては並みですかね。途中でおなか一杯になってしまう。続編同様、中国とインドをブリッジする話だけど、二時間は長い。インド編終わった辺りで飽きちゃった。
最後に明かされる秘密は、私はアリだと思ったので、そこまでテンポよく刈り込んでほしかった。朝鮮から来た姫との悲恋物語、としてが意外や美しく、いちばん見応えありました。
最後のワイヤー遠ざかりアクション、これはほんとうに哀しい。キム・ヒソンのコリアン美が儚さにころぶ…。
マリカ・シェラワットの役は、元々アイシュワリヤー・ラーイに依頼したらしい。いや、これは受けないでしょ。結局はお色気担当だもの。インドの壇蜜?ことマリカで正解。なんとインド女優なのにパンチラ有!(嬉) で、“ねずみ取りストリップ”すっごい嵌ってました(笑)。
彼女、いい感じに下品なんですよね。本作の後で『カンフー・ヨガ』を再見したら、味わい深くなりそうだ。やってみようかな。
<2019.3.5記>