あー

かくも長き不在のあーのレビュー・感想・評価

かくも長き不在(1960年製作の映画)
4.3
カメラワークが、素敵。

カフェを営むテレーズと恋人の
そっと重ねる手は、こちらから。
のショット。

最近現れた店の前を通り過ぎていく
浮浪者の男性。

まさか。

動揺するテレーズ。

16年前ゲシュタポに連行され、
引き裂かれた夫かもしれない。

動揺と期待とストーカーっぷりを、
淡々と静かに魅せる。

いや、ちょっと怖いヨ。テレーズ。
親戚に彼か確認してもらう為に、
カフェに招いて大声で話しするのですが、
ちょっと怖いヨ。テレーズ。

記憶をなくしてる彼。
夫との共通点を見つけると、
嬉しそうにする女心。

愛していたからといって、
また同じように時が進むとは限らない。


切なー‼️

恋でも、愛でも自分の思い通りにはならないし、
過度な期待をするよりも誠実に時間を
重ねたい所ですが、てレーズンの

っておい!

レーズンって何や!!

テレーズのラストの台詞に、
少し背筋が寒くなってしまった。

かくも長き不在 からの再会。

何かが狂ったようにも感じる。
あー

あー