かくも長き不在の作品情報・感想・評価

「かくも長き不在」に投稿された感想・評価

ひば

ひばの感想・評価

4.0
あの浮浪者は夫ではないか?そうに違いない。恋しさという苦痛の押し付けが安堵と恐怖を錯覚させ曖昧な線が鮮明に変化していく。一体その色は何色だろうか。ドラマチックな要素は薄くも、時間とは不可逆なものだと突きつけられるラストシーンはこれからも忘れられないだろう
2019(186本目)
メル

メルの感想・評価

4.0
ゲシュタポに強制連行された夫に良く似た浮浪者を見かけたテレーズ。

その浮浪者の後を追う、話しかける、思い出の曲を流して聴かせる、懐かしい味を振舞う…必死で過去を思い出させようとするが、男は医者にも見放された記憶喪失者だった。

夫の親族さえも「似てるけど違うかも…」と、空白の時間があまりにも長いことに戸惑う。

男の後頭部に残された大きな傷の跡、ゲシュタポに何をされたのか?
過去を忘れたままの方が男は幸せなのかも知れないと見ていてふと思う。

美しかったアリダ・ヴァリが眉間にしわを寄せて男を見つめる。
あの「ひまわり」で必死に夫を探すソフィア・ローレンと重なる。

脚本は「愛人 ラ・マン」の原作者マルグリット・デュラス。
2017年のやはりゲシュタポに夫を連れていかれた「あなたはまだ帰って来ない」の原作者でもある。

何処かで戦争があるという事は、それによって人生を狂わされた人たちが沢山居るという事だ。
これは静かな静かな反戦映画だと思う。
YF

YFの感想・評価

3.9
三茶のTSUTAYAにある発掘良品から気になって借りて見ました。
いやーなんか切ないなぁ…女の人が夫と見られる男性をいかに想っていたかをかなり丁寧に描いてる。彼がやる切り絵のために新聞紙集めたり、これ見よがしに彼が毎日歌ってる歌のレコードを流してお店に誘ったりとするけど、どうも彼はピンときてない…いっそのこと戦争で死んでてくれた方が諦めがつくからいいんだけど、生きててしかも記憶喪失でほとんど記憶が回復する見込みがないとなると、その人との思い出が全部無駄になっちゃうけど、それでもまた前みたいに2人で生きていきたいっていう、かなり普通な願いなはず。なのに、この届きそうで届かない虚しさみたいなのが、ほんと辛くなる、、
みるこ

みるこの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最後男性が手をゆっくりあげるシーンではっと目が覚めた…
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.8
陰口はそよ風のように・・とか何とか。人が思い出したくない記憶を無理矢理こじ開けようとするのってどうなんだろうと結構冷めた目でずっと見てた。優しすぎたわ・・ってえぇ?嘘。
日々過ぎてゆく時間の中で、忘れられない人というのはどうしてもその人でしか埋めることができないのだと思いました。二人でオペラを聴くシーン、ダンスシーンは本当に素晴らしい。そして悲しい。
文句なしの「映画」です。
ず

ずの感想・評価

2.0
よくわからなかった

いつかまた
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