かくも長き不在の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「かくも長き不在」に投稿された感想・評価

miyagi

miyagiの感想・評価

4.5
思い出せない男を巡る一夏の話だが、本題に入るまでの主人公の行動が全てwhy?なのがかえって惹きつける。
種明かししない分退屈っちゃ退屈だが、その描写がなかなか面白く全く飽きない。
その種明かしとなるカフェでの長回しのシーンは緊張感に溢れているし、食事のシーンにおける音楽の果たす役割が主人公の心情を余すことなく汲み取っており、高度な技術ながらも説明臭くなく、煽ったりもせず素晴らしいシーケンス。
余韻を残すラストもよかったし、パルムドールも納得。

ヒロシマモナムールの「忘れられない」との対比が乙ですわ。


2019劇場鑑賞164本目
mro

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実際には記憶は戻っていて、でもテレーズの元に戻れるほどには心の傷が癒えていないのでは、と考えてみる
当時の邦題には美学がありましたね。
akrutm

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3.5
アンリ・コルピ監督の数少ない長編映画のひとつで、カンヌのパルム・ドール受賞作品。カフェを営んでいる中年女性のテレーズが、戦争で行方不明になったままの夫に似ている記憶喪失の浮浪者に出会い、どうにか記憶を取り戻そうとするというストーリー。

ハリウッド映画ではないので、テレーズの努力で夫の記憶が戻ってハッピーエンドということにはならない。特に心に残ったのは、映画の最後のほうで、テレーズや街の人々が浮浪者をテレーズの夫の本名であるアルベール・ラングロワと呼んで立ち止ませる場面。ここで一気に戦争の残酷さがあらわになるとともに、テレーズの失望というか達観につながる重要なシーンであり、帽子をかぶった男性を下から見上げるように映すモノクロ映像がとても印象的である。でも、最後のシーンに行き着くまでがやや退屈だったので、個人的には映画にあまり入り込めなかった。
BON

BONの感想・評価

4.2
戦争の爪痕が残る圧巻のストーリーとモノクロ
ラスト辺りの手を挙げるシーン、鳥肌が立った
よぬ

よぬの感想・評価

4.0
カフェを営む女性が行方不明になっていた夫によく似たホームレスと出会います。彼が本当の夫なのかどうなのかというよりは、戦争に行った間の惨さや壮絶さを終盤に戦闘シーンも全くないのにひしひしと感じさせられました。切ないけどどうしようもない感じがもどかしい。
s

sの感想・評価

3.9
過去の名前を呼ばれて
手をあげ 思い出し 駆け抜ける
小野寺

小野寺の感想・評価

4.5
どこをとっても構図がバッチバチにキマっておりとても良い。それ以上に素晴らしいのが脚本。
▓

▓の感想・評価

3.0
街頭下のサイズ感
あー

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4.3
カメラワークが、素敵。

カフェを営むテレーズと恋人の
そっと重ねる手は、こちらから。
のショット。

最近現れた店の前を通り過ぎていく
浮浪者の男性。

まさか。

動揺するテレーズ。

16年前ゲシュタポに連行され、
引き裂かれた夫かもしれない。

動揺と期待とストーカーっぷりを、
淡々と静かに魅せる。

いや、ちょっと怖いヨ。テレーズ。
親戚に彼か確認してもらう為に、
カフェに招いて大声で話しするのですが、
ちょっと怖いヨ。テレーズ。

記憶をなくしてる彼。
夫との共通点を見つけると、
嬉しそうにする女心。

愛していたからといって、
また同じように時が進むとは限らない。


切なー‼️

恋でも、愛でも自分の思い通りにはならないし、過度な期待をするよりも誠実に時間を重ねたい所ですが、てレーズンの

っておい!

レーズンって何や!!

テレーズのラストの台詞に、
少し背筋が寒くなってしまった。

かくも長き不在 からの再会。

何かが狂ったようにも感じる。