かくも長き不在の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「かくも長き不在」に投稿された感想・評価

かえる

かえるの感想・評価

3.8
戦争で記憶喪失となった浮浪者が夫なのではないか。
なぜ16年も戻ってこなかったのか、なぜオペラが好きなのか、なぜ証明書の名前が違うのか、親類の質問に対して淀みもなく答える女店主の様子は狂気すら感じる。戦争は、虚無を生んだのだと感じた。心の傷や虚無感が、執着を生み、冷静な判断を失うのかな
最後の、女店主のセリフと画面越しに目があったような感覚、鳥肌が立った。
冒頭、誰が主役なんだか何の話なんだか、何が何だかよく分からなかったので、あらすじを読んでから観ればよかった。
asachan

asachanの感想・評価

3.5
深く切ない
よご

よごの感想・評価

4.2
くらった。
あゆた

あゆたの感想・評価

4.0
カフェの女店主が浮浪者を呼び止める話。

gyaoで知り、観る。
本来聞こえないはずの足音が鳴り、本来見えてないはずの顔が映る、といった撮影や編集によって女店主の緊張が伝わる。
顔の大写しの迫力も、こういった演出の後にやってきた。

ジョルジュドルリューの劇伴も、使用される歌謡曲もタイミングがガチガチで、演技や風景が華やかに。
何より役者の演技すげー。

怖い悲しい話でした。
心太

心太の感想・評価

4.2
これは名作と呼ぶに相応しいといえる作品。果たして、記憶喪失の男は夫だったのか。それとも、よく似た別人なのか。誰にも分からないことだが、心に沁みる。
gyaoでの無料配信期間中に見てみたけど、見方が変わったせいか昔よりかなり好意的に見られるどころかオールタイムベスト一歩手前くらい良く思えるようになって驚きだった。

というのもねっとりとした長回しや主な舞台となる酒場での人の出入りが面白く(特に向かいの店から男の入り方と店の前を通る見窄らしい男の映し方がさり気なくて良い)、トニ・エルドマンもそうだがこういう面白さがある映画ってのは眺めているだけで気分が良くなる。

最初見たときはデュラスの脚本とはいえ酒場の女店主と昔の男の話なんてあまり興味が湧かないと思ったし、今でもその点にはそこまで惹かれなかったけれど、場面の切り取り方が一々素晴らしいから見入ってしまい、昔は過大評価に思えたパルムドールも今では納得せずにはいられない。

編集のリズム感がヒロシマモナムールやアニエス・ヴァルダの初長編みたいだったのも非常に心地良かったが、その編集を担当した張本人が監督しているのなら似たようになるのも当然か。

しかしこの映画の教科書的でありながらも見応えのある映像ばかりを仕上げてのけたアンリ・コルピという監督の手腕には驚かされたが、その腕がありつつもあまり監督作は遺さなかったっていうのはジャン・ヴィゴやチャールズ・ロートン並みに惜しい。
k

kの感想・評価

3.5
画像はカッコよく、バカンスで人がいなくなったパリの静けさ、男を追ってパリの街を彷徨うシーン、そのあたりまではとても良かったけれど、男が河岸で顔を洗うシーンあたりで飽きてきた。
ジュークボックスのシーンも素晴らしい。
悲しい名作すぎて好きではない。
すごく綺麗な映画
各所でさんざん持ち上げられてきた本作、期待して見たが、いわゆる「名作映画」の範疇に入る作品である。
ひとつのアイディアを1時間30分で見せられた。という印象。
トム・ハンクスが主演をやっていてもおかしくない。