かくも長き不在の作品情報・感想・評価 - 6ページ目

「かくも長き不在」に投稿された感想・評価

すごく綺麗な映画
shitogi

shitogiの感想・評価

2.5
各所でさんざん持ち上げられてきた本作、期待して見たが、いわゆる「名作映画」の範疇に入る作品である。
ひとつのアイディアを1時間30分で見せられた。という印象。
トム・ハンクスが主演をやっていてもおかしくない。
やじま

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4.3
美しくて哀しくて本当に良かった

16年前にゲシュタポに強制連行された夫、って設定がリアムタイムだった公開当時の人々の感覚でこの映画を見てみたかった
湖迦

湖迦の感想・評価

4.5
儚過ぎる一本。タモリが一番好きな映画とどこかで聞いて鑑賞した。
戦争の悲惨さ、ナチが残した傷痕を残虐シーンを一つも入れないで表しているところが本当にすごい。周りもアルベール本人も自分が誰だかわからない憂いさ。マルグリット・デュラスの脚本が素晴らしく、一言一言のセリフにハッとする重みがある。
mat9215

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3.0
丁寧に作られたパルムドール作品だけど、印象に残るのは、黒が引き締まったモノクロ映像、アタランタ号のように背景を横切る貨物船、それに、常にただならぬ気配を放つアリダ・ヴァリの濃い顔。アンリ・コルピは編集者としては映画史に名を残す作品に関っていても、監督としては本作以外に語られる作品がない理由が何となく分かる。
Lemon

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2.0
戦争が残した傷痕は、一生消えることは無い。テレーズにとっても、アルベールにとっても。
知らんばばあに絡まれ続ける記憶喪失のおっさん。
Soseki

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4.0
アルジェリア戦争終結期、パリ郊外。バカンスの頃。

テレーズは第二次世界大戦のときに夫がゲシュタポに強制連行され行方不明となり、以後16年、未亡人としてカフェを切り盛りしてきた。そこに夫によく似た浮浪者の男が現れる。

しかし、男は記憶を失っている。テレーズも、彼が本当に夫なのか確証が得られない。そのぐらい不在の時間が長かったのだ。夫への愛は変わらないのに。テレーズは彼の記憶を取り戻すことに必死になる…

戦争の惨さ。記憶を取り戻すこと、そして、いつまでも忘れられないことは幸せなのかを問う結末。
Rrose

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3.8
いたたまれない、、
菩薩

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3.9
ヴァカンスで浮かれる人々が去った街は空虚に満ち、その足音と歌声は微かに耳に届く。希望を持ち待ち続けた日々はようやく報われる、そう思いたいが為の焦り、その時愛は狂気へと姿を変え、追われる男は恐怖の記憶を呼び起こす。幸福な過去の切り貼りが祝福される未来へとは必ずしも続かない、埋める術無きかくも長き不在、ただ巡る季節を一つ、また一つと数え、妻は夫の帰りを待ち続ける、その名を付けたあの店で。脳が忘れてしまった記憶、身体に染み付いてしまっている記憶、思い出せない/忘れられない、思い出したくない/忘れたくない、そんな不確かな物を握りしめ、消せない傷痕とその痛みを知る。