marimo

日本のいちばん長い日のmarimoのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
3.9
シン・ウルトラマンを2回鑑賞して思ったのだ
やはり私はシン・ゴジラが好きだったのだ

ということで
「日本のいちばん長い日(1967年版)」

なるほど
シン・ゴジラのベースになった作品とは知ってはいたが…まんまですな

シン・ゴジラのテロップはエヴァよりもこちらがベース(そもそもエヴァもこれがベース)

情報量や登場人物の多さについてはテロップのおかげで頭の中で整理される
2時間半以上があっという間に感じるのは情報の交通整理が上手なおかげ

白黒時代の作品ではあるが不思議と古さを感じさせない洗練されたテンポと編集

日本がまだこんなにも無秩序だった時代があったのだ

まだ終戦から77年しか経っていないのに、同じ国とは思えない
日本が現代に至るまでにどれだけの人の犠牲があったのか考える

歴史上の話とするにはまだ早い

今の時代が生きにくいと思うこともある
それでも今の時代でよかったと思える

歴史の出来事の詳細を知ることも映画の役割
凄い作品でした

…佐々木大尉がずっと喚き散らしていて何を言っているのか全然分からなかったのは内緒
marimo

marimo