ハンナとその姉妹と夫と元夫
冒頭のモノローグでマイケルケインはウディアレンの分身だ!ってなる
詩集の112Pを読んでとかバッハを勧めたり知的だなぁと思ってたら急に理性が外れてキスを迫るところはキモかったです
アレン本人も元夫役で出ていていつものように神経質で偏屈で早口でまくし立てる
病気恐怖症になり死を意識してユダヤ人なのにカトリックやクリシュナ教に救いを求めるほど迷走していく
でも最後に彼の精神を救ったものがとても素敵でそこでのモノローグを聞いてこの映画好きだなぁと思った
音楽もマンハッタンの街並みもさらりとお洒落で映画の雰囲気作りに大きな役割を果たしていた
他の登場人物それぞれの心の声も面白かったし欲求に忠実な人たちがアタフタしてるのを見るのは楽しい