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空飛ぶ生首のTSのレビュー・感想・評価

空飛ぶ生首(1960年製作の映画)
2.0
【生首なんて飛ばねえよ】47点
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監督:バート・I・ゴードン
製作国:アメリカ
ジャンル:ホラー
収録時間:75分
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最近「空飛ぶ」というタイトルがついた作品を結構見てます。『空飛ぶタイヤ』、確かに冒頭にタイヤは飛んだ。『空飛ぶゆうれい船』、文句なしで空を飛んでた。『空飛ぶ生首』、笑うほど飛んでないです。何でこの邦題をつけたのでしょう。恐らく永遠の謎でありましょう。

ストーリーはジャパニーズホラーのような感じで、別の女と結婚しようとしたトムはもう一人の女が灯台から落ちそうなところを助けなかった。それをいつまでも恨む女が半ば怨霊と化して執拗にトムに付き纏うというもの。もう60年程前の映画なので、映像技術に関しては致し方ないものがあるものの、それでも生首くらい飛ばしてくれやと言いたいところ。後半に生首がばーんと出てきて、喚くからトムが必死に生首をタオルでぐるんぐるんに巻くのは爆笑。しかも巻いてる時完全にマネキンになってるし。最後の女の顔が画面いっぱいに近づいてくるのは呪いのビデオみたいな手法でやや驚きましたが、結局のところそれ程ぶっ飛んでもないし、かと言って唸らされるようなストーリーでもない。平凡かそれ以下の内容。それに加えてこのタイトル詐欺ですからスコアはこれくらい。

ジャケットも意味不明。なんだこれ。こんな描写なかったと。。と思ったら下半分は別の作品の模様笑
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