このレビューはネタバレを含みます
3度目くらいの視聴ですが、この映画、結構好きなんです。
銀行強盗のシーンから始まり、ジェイソン・ステイサムとライアン・フィリップの2人の刑事がバディを組み、犯人のウェズリー・スナイプスと対峙する。始まりはオーソドックスです。
ところが、ここからプロットが二転三転するのです。主役のはずのジェイソン・ステイサムが途中退場してライアン・フィリップが活躍しだしたので「なんかヘンだな」と思ったら、なるほど、そう来ましたかと。
このギミックは、伏線も効いているし、善玉か悪玉かどっちとの判定がつかないジェイソン・ステイサムの存在感により効果と大きく出ています。
どこがカオス理論なのかは何度見てもよくわからないし(笑)、ちょっとしたツッコミどころもありますが、よく出来たスリラーだと思います。
あと、女刑事役のジャスティン・ワデルがとても美人でツボにハマりました。この人の出演作は少なくて、他は「ドラキュリア」と「落下の王国」くらいですが、とても好きな女優さんです。
BS日テレにて。