円柱野郎

ギャラクシー・クエストの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます


過去に放送されていた人気SFドラマの役者たち。
ひょんなことから本物だと勘違いされた宇宙人たちに救いを求められ…。

明らかに「宇宙大作戦」のオマージュ&パロディで構成されているけど、展開などは「サボテン・ブラザース」の翻案…SF版って感じ。
要するにベタな勘違いコメディなのだが、漂う「スター・トレック」っぽさやお約束の数々にはついニヤニヤしてしまう。
タガート艦長を演じたネズミスを演じるティム・アレン(ややこしいなあ)のカーク船長っぽい座り方に、モッサリしたアクションw
Dr.ラザラスを演じたアレックス(アラン・リックマン)が「『リチャード3世』を演じた私が…」とぼやくのは、TNGのピカード艦長を演じたパトリック・スチュワートがシェイクスピア俳優だからだろう。
勘違いでやってきた宇宙人たちの髪型がバルカン人っぽいのもネタだと思うけど、星雲の名がクラトゥとは…ここだけ「地球の静止した日」やん。

しかしこの映画の時にシガニー・ウィーバーは50歳なのに、紅一点のキレイどころを見事にこなしてますよ、すごいなあ。
終盤、通路の途中にあるピストンの仕掛けを見て「何で通路にこんなものが!?」「これを書いたシナリオライターは死ね!」と絶叫する彼女の姿には笑ったw
この映画、「宇宙大作戦」や「新スター・トレック」を笑いに変えてはいるけど、決してバカにしているわけではないよね。
登場人物はこの作品の中で、役に誇りを持ったり、信頼しあったりときちんと成長もしていく。
「スター・トレック」への敬意が詰まったコメディだと思う。