Screen7

ギャラクシー・クエストのScreen7のレビュー・感想・評価

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)
4.6
Never give up, Never surrender!
役を超えた夢がある設定と絶妙なダサさだけで心掴まれるけど、ちゃんと面白い。てかめちゃくちゃ面白い。銀河ヒッチハイクガイドやフィフスエレメント好きな方には特にお勧めしたいSFコメディ。全力で推したくなる愛すべき作品でした。私はこういう映画が観たかったんだ〜〜!

冒頭だけ観るとスタートレックでも始まったのかと思うけど、あくまで『ギャラクシー・クエスト』というTV番組の中の話。あれ、これ宇宙には行かない感じ?って気を抜いていたらびっくり仰天。ここからサリスとの対決までがあっという間に感じられるほどテンポ良かった。
こんな設定、ファンにとっては最高だよな〜。例えるなら、サンタの正体は親なんだよって皆んなに言われてもサンタクロースを信じ続けた人のもとに、本物のサンタが来たような感じ!ギャラクエオタクのブランドンが活躍する姿はSFファンなら憧れちゃう。

アラン・リックマンが変な頭(トカゲヘッド)の役やってるし、キャストが豪華。『グリーンマイル』を観たばかりだったから良い役のイメージなかったサム・ロックウェル、今作の"クルーその6"ことガイのキャラ良いな。「殺される留守番役になりそうな気がした」とか言っちゃうところ本当に推せる笑

ベリリウム球体の大玉ころがしみたいなシーンや、サーミアン星人の笑い方・拍手の仕方などじわじわくる面白さがいいね。キャストたちの仕草や表情もいちいち面白い。
スターウォーズのハイパードライバーみたいなシーンはテンション上がりまくったな〜。
クエスタリアンのためのファンイベントが本当に楽しそうで楽しそうで…是非ともギャラクエTシャツ来て参戦させてください。。
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