このレビューはネタバレを含みます
面白かった。「宮本武蔵」に比べて、長回しがうまくなってると思うし（たまにカット割もある）、ストーリーもエンタメ度がアップしてるような？
セットも巨大で、それを利用した長回しもやっている。クライマックスもすごく広い場所を使っている。カメラが動いたり、動かなかったり、また途中で動いたりと、意外性も。
刀鍛冶の場面が長くて好みが分かれるかもしれないけど、私は目標のために無心に努力する姿に心打たれた（当時の映画制作の状況を重ねているのかな？）。烏帽子など、衣装も面白い。
山田五十鈴が若くて本当にきれい。それにしても、戦時中にこんなことをやっていて、大丈夫だったのかしらと心配になる。
