このレビューはネタバレを含みます
あらすじとジャケット、タイトルに惹かれて長年見たかった本作
DVDを借りてきてやっと見れた
再生してみてびっくり、本作は父側の物語が1969/10/10に、息子側が1999/10/10にそれぞれスタートするのだが、たまたま今日の日付が10/10
何という偶然
序盤はどこかバックドラフトっぽく、そしてオーロラが現れるのは10月の空で、これはまさにOctober sky、そしてタイムパラドックスの演出は、バタフライエフェクトを彷彿とさせる(もっともこっちのほうの後だが)
ヒューマンドラマ要素よりもSF・サスペンスの色のほうが強い
オーロラを架け橋に無線が通じるとは何とロマンチックな設定
ストーリーに関しては、正直父と子が会えるとは思ってなかった
父側がなにか息子に愛のある行動をするとか、あるいは息子を救うために死んでしまうパターンかなと思っていた
脚本は素晴らしいと思うけれど、もっとヒューマンドラマタッチで描いてほしかったかも
October skyも、父と子の話だし10月が舞台だが、向こうのほうが好みではある
それでも、先が気になるストーリー展開と、30年越しのクロスカッティングは緊迫感満載
良作でした