トランスマスター

オーロラの彼方へのトランスマスターのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.0
♯59(2025年)魔法の言葉はYahooだ!

舞台は1969年10月とその30年後
NYクイーンズ
主人公はNYPDの刑事ジョン・サリバン
太陽フレアの影響でNYにオーロラが観測される。
それが原因で30年前に倉庫の火災で他界したNYFDの消防士フランク・サリバンとアマチュア無線でコンタクトが取れるようになる。ジョンはフランクにバクストン倉庫での火災での殉職を回避するためアドバイスをして、父親の死を食い止めることに成功。
しかし過去を改変したことによりジョンの母親で看護師のジュリア・サリバンが看護師だけを狙ったナイチンゲール連続殺人事件の犯人により殺害されてしまう。
ジョンは警察署の資料から手がかりを探り過去の父親と協力して母親の殺害を防ぐ
SF、タイムパラドクス、ヒューマンドラマ、サスペンスです。

◆良い点/注目ポイント
・サリバン親子はメッツの試合の内容をフル暗記しているので、それを伝えることで未来からの発信を信用してもらえるシーンがアメリカっぽくて好きです。
・1969年で机を焦がすと1999年の机も焦げるとか、無線機を修理すると未来も直るとか家族の写真が変わるとか『BTTF』ファンにはたまらないシーンが胸熱。舞台はもちろん10月。

◆改善点
・無し。

◆総括
・タイムトラベルではない状況で、タイムパラドックスに対峙するストーリー展開は、新鮮でした。
なかなかの良作オススメです。

-2025年59本目-