りんとん

オーロラの彼方へのりんとんのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.3
拍手をしてしまう映画に出会えることは、幸福ですね。監督さん
ラストの予想は、最初の方で出来ていたはずなのに、すっかり忘れて見入ってしまった。
父親と息子の愛情って、どうしてこんなにも心に響くのだろう。。。
「チビ隊長」ほんと可愛い。笑

『声のタイムトラベル』無線を通して誰かと繋がってみたいって、男性ならよくわかることなのかな。笑

消防士の父親と、警察官の息子。
異常気象のせいで発生したオーロラのおかげで、30年前の父親と無線で交信することになる、、、
殉職するはずだった父親の運命が変わってから、未来がどんどん変わっていく、、、
母親が犯罪に巻き込まれてしまう未来を変えるため、父と息子が無線越しに力を合わせて容疑者を捕まえる。

ジム・カヴィーゼル目当てで観てみたのだが、素晴らしい映画に出会えた。
父親役のデニス・クエイドが自分は消防士だと言いながら、犯罪を食い止めるために警官の息子と手を組んで奔走するのだが、、、とてもかっこいいんですよお父さん。笑
容疑者の疑いがかかってしまうところでは、こんな事になるなら運命を変えなきゃ良かったのでは?なんて思ってしまった。
だけど、幸せな未来のために戦っていたのだな…お父さんかっこいいよ。
オーロラのおかげで、彼らが交信出来たことによって、もう1つの人生が生まれた。
2人が抱き合うシーンは鳥肌が立ちました。
幸せな記憶にどんどん塗り替えられていくところ。羨ましいほどに温かい記憶でした。

そんな上手くいってたまるかいという突っ込みは置いておこう。こんなファンタジーは好きだ。

母親役のエリザベス・ミッチェルが美人。ナース服のところで「わっほう!」と思っちゃうくらい。笑
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