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インサイダーのharunomaのレビュー・感想・評価

インサイダー(1999年製作の映画)
5.0
東京の都知事選お疲れ様でした。
脳内リベラルの既得権益メディアの妙なリアルを体現するのがクリストファー・プラマーであるのは、何とも言えないが、そんなやつに対峙し、切るべきカードは、アル・パチーノのように颯爽とジャケットを纏って立ち去ることだ、回転扉のシャッターとガラスがイメージをファジーに変えていく。「みんな去れ、ひとりも残るな!」闘争のアサンブレアは終わらない。

マイケル・マンの正義は資本=ネーション=ステートを撃つ、来年の弾丸はもちろん強固なフィクションを真に稼働させ動かすMMTだ。
「シネマ、それは現実を忘れること」(ジャン=リュック・ゴダール )白昼のフィクション、その庭へようこそ。
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