スパイダーマン3部作で1番好きな作品です。というかアメコミの中でもトップクラスです。1に引き続きオープニングからクールです。
スパイダーマンとして生きるかピーターとして生きるかに悩み、1度はスパイダーマンを辞めますが、再度立ち上がっていく姿に感動します。
2はかなりホラー演出が多く、オクトパスが覚醒するとこや、ハリーの家にオクトパスが来るとこは普通に怖いです。
メイおばさんの話を聞いて、I’m backと叫んでテーマ曲もかかり出すも、盛大に落ちてmy backと痛がるシーンがありますが、こんなダジャレのためにテーマ曲を使うなんて贅沢ですね。
電車でのアクションシーンは、本当にかっこいいアクションで、アカデミー視覚効果賞をとるだけあります。1は若干の古さも感じますが、2と3は今でも先端レベルの映像ですね。しかも電車のシーンは、倒れかけたピーターを一般人が抱えて、まだこんな子供だったのかと驚くという名シーンもあります。
今回も情けないシーンが多く、ジェイムソンの息子のパーティーシーンは散々でした。シャンパンもケーキも最後の1つを他の人に取られ、その上MJと息子の写真を撮らなければならないという悲しい結末です。
他のスパイダーマンと違い、唯一の手首から糸が出るスパイダーマンなので、日常が上手くいかなかったら、糸も出ないというのも良いですね。
いよいよハリーも覚醒してしまうのかという、続編への期待を高める終わり方も好きです。
途中で雨にぬれてもが流れて、そこから普通のピーターに戻るというモンタージュは、ほのぼのしたり少し寂しかったりします。
MJがドレスを着て劇をしているシーンで、馬子にも衣装というのか、普段より何倍も綺麗になっていました。マリー・アントワネットでも輝いていたので、案外ドレス映えする顔なのかもしれません。
