空海花

スパイダーマン2の空海花のレビュー・感想・評価

スパイダーマン2(2004年製作の映画)
4.3
サム・ライミ版3部作の2作目。

ヒーローと個人の生活の両立に加え、
舞台女優としてのキャリアをスタートさせたMJや
復讐心に燃えるハリーとの関係に悩むピーター。
スパイダーマンとしてのアイデンティティの揺らぎにも見える。

ピーターがもやもやする一方で
今度のヴィランは伸縮自在の人工アームを操る怪人ドック・オフ。
その正体は、科学者のドクター・オクタヴィウス。
根っからの悪人ではないのが前回からの共通点。
いい人役が多いアルフレッド・モリーナという意外性も良い。
暴走シーンはなかなかのグロさもあり
ライミ、ノリノリじゃん😍
とこちらもノリノリに♪
アクションの爽快感も心なしかパワーアップ。

今回印象的なのは暴走電車バトル。
ハラハラする緊迫感とその後の展開。
時代を感じるのは市民が優しいところ。
スマホのない時代ってこういうのがいい。
もやもやもこれですっきりするという…よくできている。

シリーズ通してメイ叔母さんが強くて優しい。
ベン叔父さんが大好きなメイ叔母さん大好き。

ドッグ・オクのラストはベタな気もするけれど、
ベタでもいいのがヒーロー物。
そしてベタなラブコメっぷり(笑)
続きの気になる終わり方。


2022レビュー#13
2022鑑賞No.5
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