貝

ゴジラの貝のレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
3.5
シンゴジラみたあと、すーぐ観たろと思って、もう、すーぐ観ました。

ミニチュアときぐるみのゴジラ、、CG慣れした平成生まれに言わせれば、いやいやたった今最新版ゴジラ観てきた身から言わせれば、なんかちょっと愛しさすら湧いてきてしまうレベル。ゴジラって可愛いやん!背中がピカッて光ったら口からバーナー出せるやん!可愛い!!ゴジラかわいい!!!

フザケました。人間が産み出してしまった脅威としての意味あいが強かったからか、ゴジラを可哀想と思う感情が強めに残りました。正直よくわかってないんだけど、ゴジラは伝説のモンスターで、それが水爆実験のせいで陸の方に追いやられてしまったという解釈でいいのかな。どっちにしろ、最後にゴジラと共に海の化石になった芹沢博士(平田昭彦)に献杯。。彼は人類に殺されたといっても過言ではないよね。
もうこんなしょぼいゴジラでは興奮できないカラダになってしまったので、娯楽として楽しむのは難しい。当時の科学力でどこまで人々はゴジラに立ち向かうか。ろくな通信手段もない時代に、どのように混乱を収めていくのか。そういうところをみるしかないわけだけど、絶望的なくらい、今とほとんど変わってなくて笑えた。どうしようもないことだけがわかった。
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