じぇみに

ゴジラのじぇみにのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
5.0
東京国際映画祭10/31
シネマコンサート
オープニングクレジットで
ワッと!😳
声を上げてしまった私。
音だけで、涙が溢れでた。😭😭😭

メインの曲は当然だが水槽のデストロイヤーが泡が立つシーンの音まで、ディテールに再現。
この歳になってゴジラの奥深さを
改めて知った。
まさか何度も頬に流れるものを感じるとは・・・・・
デジタル処理された映像は昔を醸し出す。
ストーリーに込められたものは
ただの怪獣映画ではなかった。
バトルもので育った私に
音とともにホンモノの良さを教えてくれた。
背景には
戦後9年しか経過していない。
長崎から避難して来たお嬢さん。
もうすぐお父さんの処へ行く母子。
鉄塔より中継、キャスター魂に震えた、さようならみなさん
避難所の子供
コーラス、平和への祈り
そして、科学者が身を投じて
ゴジラと凶器を葬り去る。
博士の頭脳と共に...
日本を救う。

そうそう、
ゴジラが出てくるまで
少々時間が経過してからだった。
その間は、物の破壊やインタビューと音!
まさにジョーズまたは、ETか?
スピルバーグ、これはゴジラ手法であったか!

アンコール演奏
楽曲「怪獣ファンタジー」
ここでもまた涙
曲中
インファント島と小美人が
綴じたまぶたに映る。

「地球最大の決戦」をと思ったのは欲張りか❗️

ゲストトーク
シンゴジの樋口監督登壇。
シンゴジは最新の音を作っていたとも事を話す。
庵野総監督は
ゴジラのイメージじゃないと原曲を使ったのだと云う。
シンゴジを見た時、モノラルの音源に何故?と思ったのだが、理由が分かった今、
共感できる庵野総監督に
★ひとつアップです。(遅いですね?)🤑
また、
通訳が入り国際色が出ていた。
会話と通訳のタイミングが合わず失笑、
ねっ!笠井さん(フジテレビ)
作品にも英語と日本語の字幕が表示され、ここは東京国際映画祭と実感する。

この、フィルムコンサート
邦画は、ゴジラと砂の器だけだという。
ネット検索すると
「スターウォーズフォースの覚醒」、「ラ・ラ・ランド」が上演されていた。
ただ、両作品とも、音響は最新!
シアターとの相違がないのでは?と思うが
生の迫力を味わって観たい。

「砂の器」これまた必聴したい。
加藤 嘉さんと子供の放浪、海岸を歩くシーンを思い起こす。
そして「宿命」
想像しただけで、胸が詰まる。

新しい映画観賞に浸った2時間だった。
じぇみに

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