かんべえ

ゴジラのかんべえのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
4.5
とても面白い。迫力満点。芹沢、山根、えみ子、尾形、それぞれ非常にリアルに感じるキャラクターで、感情移入できた。
ゴジラという異形の災厄を自ら呼び寄せた人類の文明。破壊衝動の赴くままに街を破壊し尽くすゴジラとは自然の怒りか、それとも人類自身か。
なお、円谷プロは後にウルトラマンを生み出した。地球に味方する宇宙人が、人類の科学兵器に代わって異形の災厄を退治するのだ。なんとも、この映画を見たあとだと皮肉というか現実逃避というか。
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