『CURE』は日本のサスペンスでも相当好きな作品ながら他の作品はどうにもハマらない黒沢清監督作品。
結論から言うと、『CURE』っぽくて割と好き。
と言っても邦画っぽくなく北欧の映画みたいな印象。ロケーション的にも。
なんでもない存在でも誰かが信じれば特別な存在になる。
そんな特別な存在である個と、全体がどうやって向き合っていくべきか。的な話。
カメラワークが独特。
やたら1カットが長い。と思いきや急にブツ切りになったり訳分からないシーンの飛び方したりもする。
役所広司は叫んでばっかりの印象で苦手だが黒沢清作品だと叫ばないので良い。