滅私奉公映画なので好みではないけどサスペンスとして面白かった。
部下が命を落とすたびに「惜しい者を亡くした…」とうつむいて呟く大友柳太朗。何度も繰り返えすから、本当にそう思っているのか、とでも言いたくなる。
音楽を極力使わずに緊張感をキープする演出はさすが。しかし後半は展開が早過ぎて分かりづらかったところも。
ネットにあった知らない人の感想で大友柳太朗が言う決めセリフ「これぞ伊賀忍法、反間苦肉の策!」の意味が分かった(反感〜は間違い)。
その忍法で数え間違い(?)を誘発して逆転する展開がサスペンスっぽい。
売り出し中の里見浩太朗の恋愛もブッ込んだり、色々会社からの指図もありそうだけど結構面白かったです。荒唐無稽な忍法がないところも良かった。