TnT

僕の好きなこと、嫌いなことのTnTのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 実写をコミック的なぶっ飛び描写で描きまくる。単に好きなこと、嫌いなことを並べただけで、ここまで面白くなるものだろうか。好きと嫌いの生理的な感覚を鋭敏にして、五感にダイレクトに響いてくる。これまたシュヴァンクマイエル先生の影響が窺える。タイトルクレジットから全てにおいて装飾美術が成り立っている。洒落っ気の中の唐突なドギツさも良い。テンポも良い。映像は頑張ればここまで人の感覚に寄り添えるのである。
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