Matilda

塔の上のラプンツェルのMatildaのレビュー・感想・評価

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
5.0
私が大大大好きなディズニー映画。たぶんこの先これ以上好きになるディズニー映画はないような、気もします。

ラプンツェルは塔に閉じ込められた女の子。しかし本人は閉じ込められているとは知らず、外の世界は危ないのだ、だから自分は塔の中にいなくてはならないのだと思っていました。そんな彼女の夢は外に出なくては叶えられないもの、だからこそ彼女は日々、悩んでいました。

いい子すぎるラプンツェルを言いくるめる「母親」、この描写がとてもリアルで、私は初めて観たときすごく怖かったです。そして、そんな母親を愛しながらも、自分の夢も捨てきれないラプンツェルの気持ちも手に取るようにわかって…、大好きだけど苦手な映画でもありました。

有名なランタンのシーン、とても美しくこれを映画館で見ていたらどんなに綺麗だっただろうかと、いつも後悔しています。リバイバルはよくやっていますが、いつも吹替なんだよなあ…。

今回鑑賞して気づいたのは、ラプンツェルは私の中である意味ヒーローのような存在である、ということです。
怖くてたまらないのに外に出る勇気とその行動力はなかなかですし、あんな親でも愛しているところ、そして真実が明らかになったときの彼女の強さには心を打たれます。

彼女がハッピーエンドを迎えることができたのは、ユージーンと出会ったからというのもあるかもしれませんが、それは一部分に過ぎないと私は思います。何よりも、彼女の強さです。
母親にも世の中にも、私を甘く見るなとばかりの彼女の行動は私にはとても眩しくてたまらない。彼女はヒーローです。自分の夢のために、愛する人のために、太陽の下で生きる彼女はとても輝いていました。

私は彼女のようになりたいと思います。あの、素直さと強さ、見習っていきたいです。人生は夢だらけ。叶えても叶えても、尽きることはない。私は夢を追い続けたいです。

あと、マキシマス。めっちゃくちゃ好き。
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