いっしー

塔の上のラプンツェルのいっしーのレビュー・感想・評価

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)
3.7
人生初視聴、今までなんとは無しに敬遠してきたが、有名になるだけはあるし面白い。

生まれてきてから塔から出たことのないラプンツェル、そんな彼女が初めて外に出て色々な場所を訪れていくシーンは普通に感動できるし、流れる明るい音楽は耳に残るいい歌ばかり!
けれど、現代風に考えれば十数年も監禁されていたと考えるととても闇が深い。
犯人であり、仮の親でもあったゴーテルもラプンツェルの綺麗な性格を思うとそれなりの愛情を持って育てていたのかとも考えられるけれど、ゴーテルの最後を観ると本当にラプンツェルの能力しか見えていなかったように見えて悲しい。
(そのおかげでラプンツェルが全く引きづらずに前に進めたのかもしれないが…)

外に出られないながらもギター編み物料理、ヨガに焼き物などなどの趣味を極めたり、酒場の屈強な男たちを圧倒するラプンツェルの「強さ」はまさに現代のディズニープリンセス!これはみんなが好きになる…
フリン・ライダーのことが好きなのではなく、好かれているのだと言い切るあたりもさすが笑

ランタンのシーンが最大の見どころ。
実際に行ってみたい観てみたい景色の一つです!
いっしー

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